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J-GLOBAL ID:201302259839232916   整理番号:13A1244338

カルスト河川における重炭酸塩の日変動:水中植生光合成の炭素シンク効果

Bicarbonate Daily Variations in a Karst River: the Carbon Sink Effect of Subaquatic Vegetation Photosynthesis
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 973-979  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2553A  ISSN: 1000-9515  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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事例研究として,中国,広西融安県の地下水流供給河川,官村川を用いて,一日の生化学循環を,高精度データ・ロガー・モニタリングと高精度サンプリングにより,一週間にわたり収集したデータに基づきこの論文で調べた。さらに,その流動経路に沿った無機炭素の消失を見積もった。その結果によると,地下水供給の化学成分はまったく安定し,含有量の変化はほとんど示さない。一方,下流のモニタリング観測所からの化学パラメータはすべて,モニタリング期間にわたって日変化を示し,河川中の植物活動が河川の水化学に強い影響を有することを示唆する。高頻度サンプリング期に下流モニタリング観測所で見積もったHCO3-の放出フラックスとの地下水からの供給フラックスの比較は,HCO3-の強い減少を示し,河川がその流動経路に沿って無機炭素を失うことを指示する。その消失は約1152mmol/日/mのHCO3-であると見積もられ,官村川の1350mの部分に沿った無機炭素の約94.9kg/日を表す。そのことは,カルスト地下水流から河川に入るHCO3-が,植物により消費されるか,もしくは自生方解石中にトラップされるかのいずれかであり,したがって,官村カルスト系に対する炭素の天然シンクを構成することを意味する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 

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