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J-GLOBAL ID：201302259864862967   整理番号：13A1288941

PdO(101)上でのn-ブタンの最初のC-H結合開裂における選択性

Selectivity in the initial C-H bond cleavage of n-butane on PdO(101)

著者 (5件)： HAKANOGLU Can (Univ. Florida, FL, USA) ,  ZHANG Feng (Univ. Florida, FL, USA) ,  ANTONY Abbin (Univ. Florida, FL, USA) ,  ASTHAGIRI Aravind (Ohio State Univ., OH, USA) ,  WEAVER Jason F. (Univ. Florida, FL, USA)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 29  ページ： 12075-12087  発行年： 2013年08月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属酸化物表面によるアルカンの結合開裂機構を検討した。TPRと分子ビーム反射率によりn-ブタン,n-(CD₃)₂(CH₂)₂の酸化パラジウム上での最初のC-H(D)結合開裂を調べた。PdO(101)面で反応速度論的同位体効果が見られた。各同位体とも反応温度が上がるほど初開裂の確率が減少した。開裂前分子の当初の被覆率が飽和の約40%~100%であると49%の分子がまず第一C-H結合で切れる。ゼロ被覆ではこの開裂の条件付き確率が約87%に達し,300~400Kの表面温度範囲での変化は僅かである。温度依存性からゼロ被覆で第二C-Hの開裂より3.5kJ/mol低い活性化エネルギーと見積もれる。第一C-H開裂の選択性は飽和被覆率の約40%以下では低下する。このような被覆率依存性は吸着ブタン分子間の相互作用によると考える。

シソーラス用語： *開裂反応 ,  反応機構 ,  *アイソトポマ ,  *酸化パラジウム ,  重水素化 ,  *初期反応 ,  同位体効果 ,  温度依存性 ,  被覆率 ,  依存性 ,  アルカン ,  位置 ,  反応確率 ,  活性化エネルギー ,  *選択性 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： 位置依存性 ,  速度論的同位体効果 ,  第一炭素 ,  第二炭素

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  アルカン  (CF03020I) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： n-ブタン

タイトルに関連する用語 (5件)： PdO ,  n-ブタン ,  C-H結合 ,  開裂 ,  選択性