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J-GLOBAL ID:201302259937042882   整理番号:13A1763534

行者山接触変成帯中のグラファイト化作用時の炭素質物質の微細構造的進化:HRTEM,XRD及びRaman分光法による研究

Microstructural evolution of carbonaceous material during graphitization in the Gyoja-yama contact aureole: HRTEM, XRD and Raman spectroscopic study
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資料名:
巻: 108  号:ページ: 131-143 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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京都北西部,行者山接触変成帯中の炭素質物質(CM)のグラファイト化作用について,高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM),X線回折計(XRD)及び微細ラマン分光計を用いて調べた。本地域では,堆積岩中のCMはわずかに結晶化したグラファイトから充分に結晶化したグラファイトまで変化する。この転換は粒状構造からフィルム状構造へ,そして終には六角面構造に至る形態上の変化から明らかである。これらの微細構造的進化は,これまでのHRTEM観察で報告されているように,広域変成作用で普通に見られるグラファイト化の過程に良く似ている。マイクロ-ラマン及びXRDの結果から,グラファイト化作用のパラメータは相互に比較可能で,Lc(002)とLa(110)値は接触変成作用のグラファイト化作用時に増加することが分かった。しかしながら,d002値はR2との相関係数が他のパラメータと比べて低い。d002パラメータの情報には,変成作用のピーク時の温度だけでなく,CMからグラファイトへの進化を充分理解するための鍵となる,変形,封圧,流体不純物の活動度,及び触媒効果等の因子も含まれることが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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変成岩 
引用文献 (30件):

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