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J-GLOBAL ID：201302260090261327   整理番号：13A0729127

積算水位対積算雨量の関係に着目した地下水排除工の施工効果判定

Correlational study of cumulative precipitation and time integrated excess ground-water level for evaluation of drainage works

著者 (6件)： 木下篤彦 (林野庁 森林整備部) ,  坂井佑介 (林野庁 森林整備部) ,  竹本真士 (長崎県庁 農林部) ,  小田芳照 (長崎県 県北振興局) ,  眞弓孝之 (長崎県 県北振興局) ,  山崎孝成 (国土防災技術)
資料名： 日本地すべり学会誌  (Landslides)
巻： 50  号： 2  ページ： 67-74  発行年： 2013年03月25日 
JST資料番号： S0392B  ISSN： 1348-3986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下水排除工の効果を評価するには,地下水位の上昇抑制や基底水位の低下の実態を適正に把握する必要がある。筆者らは,水位上昇から下降に至る水位変動を積分して一特性値として扱い,これを誘起した降水量と関連づけることで,水位上昇イベント毎の特徴を個別に評価できる解析手法を開発した。本解析手法を用いて現場適用性を検証した結果,地下水排除工の効果は関係勾配に緩傾斜化として顕現することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *地滑り ,  地下水 ,  *地下水位 ,  *水位変動 ,  *降雨量 ,  *排水量
準シソーラス用語： *地すべり地 ,  地下水水文学 ,  *排除

分類 (3件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  地下水学  (DC07040Y) ,  水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (12件)：

• 榎田充哉. 地すべり地における水位変動のモデル解析. 地すべり. 1992, 29, 2, 28-38
• 奥山浩路. 積算水位を用いた降雨対水位変動解析. 第48回日本地すべり学会発表講演集, 2009. 2009, 132-133
• 木下篤彦. 積算水位を指標とした地すべり対策事業の評価に関する研究. 第49回日本地すべり学会発表講演集, 2010. 2010, 185-186
• 柴崎達也. 高塑性粘土の残留せん断状態におけるせん断面付近の間隙水圧挙動. 第44回地盤工学研究発表会講演集, 2009. 2009, 207-208
• 申潤植. III 地すべりと地下水. 地すべり工学-理論と実践-. 1989, 70-124

タイトルに関連する用語 (7件)： 積算 ,  水位 ,  雨量 ,  着目 ,  地下水排除工 ,  施工 ,  効果判定