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J-GLOBAL ID:201302260108712828   整理番号:13A0559671

連続的に調整可能な光多次元Fourier変換スペクトロメータ

Continuously tunable optical multidimensional Fourier-transform spectrometer
著者 (5件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 023107-023107-7  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: D0517A  ISSN: 0034-6748  CODEN: RSINAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多次元光非線形スペクトロメータ(MONSTR)は,アクティブに位相安定化できるネスト化した折り畳みMichelson干渉計から成るロバストで超安定なプラットフォームである。MONSTRは材料の非線形励起を行う出力パルス,そして誘起される信号のヘテロダイン検出を行う位相安定化参照パルスを供給する。このプラットフォームは同一のレーザパルスの2乗を発生し,これらは,位相安定性は保持しながら,それらの間で任意の時間遅延へと調節できる。この配列は,多次元Fourier変換分光法などのコヒーレント光学実験を行うのに理想的である。本論文では,MONSTR装置の元々の設計でのいくつか重要な限界を克服した結果を報告する。MONSTRの1つ重要な利点は,これが閉じたプラットフォームであり,これから高い安定性が得られると言う事実である。いったん光アラインメントを行えば,長い時間周期にわたってそのアラインメントを保持するのが望ましい。MONSTRのこれまでの設計は,ビームスプリッタの光被覆で定義される狭いスペクトル領域に制限されていた。幅広いスペクトル領域にわたって調整可能性を実現するため,内部光学は変化する必要がある。広帯域の被覆した楔形のビームスプリッタと補償板を使って,ビーム経路の変調を組合せると,連続的な調整可能性が520nmから1100nmまで,どのような光学も変化せず,あるいはMONSTRの内部部品のアラインメントを行うことなく,実現できる。さらに,多数の生物分子に関する研究で極めて重要になる520nmと720nmの間のスペクトル領域で連続的な調整可能性を実現するため,488.5nmの単一縦モードレーザを見いだし,計測レーザとして使った。通常のHeNeレーザと比較して計測レーザの短い波長によっても,このシステムの位相安定性が増大した。最後に,反射配置で実験を行うため,信号ビームと参照ビームの間のアクティブな位相安定性化を実現する簡単な方法を開発した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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測光と光検出器一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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