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J-GLOBAL ID：201302260126373313   整理番号：13A1324902

NTAとHis6標識蛋白質の間の安定した不活性なメディエーターイオンとしてのコバルト(III)

Cobalt(III) as a Stable and Inert Mediator Ion between NTA and His6-Tagged Proteins

著者 (2件)： WEGNER Seraphine V. ,  SPATZ Joachim P.
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 52  号： 29  ページ： 7593-7596  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトリロ三酢酸(NTA)基とHis6標識の間の,動力学的に不活性な相互作用のためのメディエーターイオンとして,Co³⁺の使用を提案する。Co³⁺錯体は,一般的に使用されるNi²⁺またはCo²⁺錯体より高い形成定数を有し,配位子交換に対して不活性であった。さらに,[Co^IIINTA(His6蛋白質)]錯体は,Ni-NTAカラムに対して低い親和性を示し,非修飾蛋白質から錯体を分離することが可能であった。本システムには,ナノ材料上での蛋白質の安定した固定化のような,多くの応用が期待される。

シソーラス用語： *標識法 ,  配位子交換 ,  *コバルト化合物 ,  *オリゴペプチド ,  コバルト錯体 ,  錯体生成 ,  固定 ,  ナノ構造 ,  材料 ,  化学修飾 ,  タンパク質 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第三アミン ,  ナノ材料
準シソーラス用語： *コバルト(III) ,  *ヘキサヒスチジン ,  蛋白質固定化 ,  蛋白質修飾

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ニトリロ三酢酸

タイトルに関連する用語 (5件)： NTA ,  標識 ,  蛋白質 ,  不活性 ,  コバルト