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J-GLOBAL ID:201302260127154879   整理番号:13A0955394

無標識の電気化学インピーダンス分光法に基づく多発性硬化症検出のためのミエリン塩基性蛋白質免疫センサ

Myelin basic protein immunosensor for multiple sclerosis detection based upon label-free electrochemical impedance spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  ページ: 53-60  発行年: 2013年08月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多発性硬化症(MS)自己抗体の抗ミエリン塩基性蛋白質(抗MBP)測定のため,新しい高感度インピーダンス測定法によるミエリン塩基性蛋白質(MBP)免疫センサを,ゼラチン及びゼラチン-酸化チタン(TiO2)修飾白金電極上へのMBPの固定化法により開発した。サイクリックボルタンメトリー(CV)及び電気化学インピーダンス分光分析(EIS)を,電極応答及び適用性の測定に採用した。白金電極への基質の化学的固定により,ゼラチン-MBP及びゼラチン-TiO2-MBP電極を調製した。ゼラチン-MBP及びゼラチン-TiO2-MBP表面に閉じ込めたMBPの見掛け電位をそれぞれ195及び205mVと推定した。僅かな可逆的電子移動反応がゼラチン-TiO2-MBP免疫センサ表面に発生した。MBPのピーク分離(100mVs-1の時,150mV及び110mVs-1)と非対称陽極及び陰極ピーク電流は,抗MBPとゼラチン-MBP/ゼラチン-TiO2-MBP免疫センサとの間の電子移動は半可逆的であることを示した。非特異的なヒト免疫グロブリンG(hIgG)抗体を含有する対照サンプルも調べ,検量線は特異的,非特異的抗体に基づくセンサに対する応答の引き算により得られた。ゼラチン-MBP及びゼラチン-TiO2-MBP免疫センサの検出限界はそれぞれ0.1528ngml-1,0.1495ngml-1であった。この免疫センサは高い感度と短い応答時間(ゼラチン-MBPに対し58s,ゼラチン-TiO2-MBPに対し46s)を示した。開発した無標識の免疫センサは,ヒト髄液(CSF)及び血清サンプル中の抗MBPの特異的測定に対しても簡便で高感度検出法であることが示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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バイオアッセイ  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  神経系の診断 
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