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J-GLOBAL ID:201302260160780467   整理番号:13A1299335

秩序化および無秩序化一酸化チタン中の空孔: B1構造安定化の機構

Vacancies in ordered and disordered titanium monoxide: Mechanism of B1 structure stabilization
著者 (6件):
資料名:
巻: 204  ページ: 146-152  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B1型の基本構造をもつ一酸化チタンTiOyの3つの相の電子構造および安定性を,調査した。構造空孔のない立方晶相,TiO,および構造空孔をもつ2相,単斜晶Ti5O5と立方晶無秩序化TiO1.0を,平面波の原則に基づく擬ポテンシャルアプローチをもつ密度汎関数理論内での第1原理計算の手段により処理した。秩序化した単斜晶相Ti5O5が最も安定であり,空孔のない立方晶TiOは,安定性が低いことがわかった。チタン副格子における構造空孔の役割は,フェルミエネルギーを減少させることであり,酸素副格子中の空孔の役割は,これらの空孔を介してTi-Ti結合相互作用の出現と,それらの近くのTi-Ti相互作用の強化に寄与することである。チタンおよび酸素副格子中の空孔が,単斜晶Ti5O5型の空孔秩序化構造の形成を決定するいわゆる「空孔経路」と関連しているならば,挙げた効果はかなり顕著である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  塩基,金属酸化物 
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