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J-GLOBAL ID:201302260185429179   整理番号:13A0953073

デカメチルスカンドシニウム-ヒドリド-(ペルフルオロフェニル)ボラート: 二酸化炭素の固定化とタンデム型トリス(ペルフルオロフェニル)ボラン触媒脱酸素化ヒドロシリル化

Decamethylscandocinium-hydrido-(perfluorophenyl)borate: fixation and tandem tris(perfluorophenyl)borane catalysed deoxygenative hydrosilation of carbon dioxide
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 2152-2162  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W2340A  ISSN: 2041-6520  CODEN: CSHCBM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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構造的によく定義された強いLewis酸性金属中心が,小分子基質CO2を効率的に還元固定化する触媒として有効であるか検討した。イオン対[Cp*2Sc][HB(C6F5)3](1CIP)の溶液または固体試料をCO2に曝露すると選択的にイオン対[Cp*2Sc][HCO2B(C6F5)3](2CIP)を生成した。ここでイオン対1CIPはきわめて求電子的デカメチルスカンドセンカチオンとヒドリド等価な強い反応性化学種としての[HB(C6F5)]-を含む。X線回折法やNMR(1H,19F)などの構造解析から2CIPは中性Cp*2Sc-ギ酸塩にB(C6F5)3が付加した化合物ではなく[Cp*2Sc]+と[HCO2B(C6F5)3]-のイオン会合体であることを示した。B(C6F5)3助触媒と過剰のトリエチルシラン共存下での1CIPから2CIPの生成はCO2からCH4への触媒的脱酸素化ヒドロシリル化を開始する。この触媒反応におけるイオン対1及び2,ボラン共助触媒,シランの役割をNMRにより機構論的に調べ,反応機構を提案した。また,密度汎関数理論計算から1CIPとCO2から2CIPの生成は発熱的で有意のエネルギー障壁はないことが分かった。
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分類 (2件):
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第3族元素の錯体  ,  均一系触媒反応 
物質索引 (2件):
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