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J-GLOBAL ID:201302260221893715   整理番号:12A0198800

深センのHFRSの自然流行地域におけるハンタウイルスを保有するラット及びハンタウイルスに感染したヒトに対する遺伝子特性一致の分析

Analysis of the gene characteristic correspondence on rats with Hantavirus and the human infected Hantavirus in natural epidemic areas of HFRS in Shenzhen
著者 (9件):
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巻: 30  号: 12  ページ: 1092-1096  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2322A  ISSN: 0254-5101  CODEN: ZWMZDP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】腎症候性出血熱(HFRS)の自然流行地域においてラットが保有するハンタウイルス(HV),及び深センにおけるHFRS患者間での感染HVの遺伝子特性一致を比較し対照すること,及びHFRSの防除に対する合理的な科学的基礎を提供すること。【方法】急性期における患者血清検体及びラットの肺組織試料を採取した。ELISA及び直接免疫蛍光を適用して,陽性試料を各々スクリーニングした。ハンタウイルス遺伝子型特異的プライマーによる逆転写ネステッドポリメラーゼ連鎖反応法(RT-ネステッドPCR)を用いて,種々の地域における典型的な患者血清陽性試料及び肺組織陽性試料から,Mセグメント及びSセグメントの部分G2断片を増幅した。次いで,増幅遺伝子を配列決定し,他の既知ハンタウイルスによる遺伝子型判定及び相同性解析に供した。【結果】472ラットを主要流行地域において捕捉し,直接免疫蛍光により472ラットの内の47ラットの肺組織試料においてハンタウイルス特異的抗原を同定した。12個の部分的M及びSセグメントを,RT-ネステッドPCRによるELISAを用いて,ハンタウイルスに対する特異的IgM抗体に陽性な60名の患者の血清検体から増幅した。ハンタウイルスの16株間のM及びSセグメントの相同性は,ヌクレオチドレベルで各々95%及び96.5%以上を示した。また,推定アミノ酸配列相同性は各々98.0%~100%及び98.4%~100%であった。ラットが保有し,患者間で感染したハンタウイルスの遺伝子型を,同一の亜型SEO S2に対して同定した。【結論】深センにおいてラットが保有し患者間で感染したハンタウイルスの遺伝子型は,すべてS2 SEOVに属していた。同一あるいは隣接地域におけるハンタウイルスSEO型のヌクレオチド相同性は高く,ウイルスは高度に保存されていた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルスの生化学  ,  遺伝子の構造と化学 

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