抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリ乳酸(PLA)は,植物由来の乳酸から容易に化学合成が可能で,バイオマスプラスチックとして注目されている。プラスチックを実用材料として供するためには成形加工性が要求される。本研究では,磁場照射によりPLA分子の結晶配向を促し高配向したPLAフィルムの形成を試みた。試料としてポリL乳酸(PLLA)を用い,10Tの下でプログラムされた熱処理を行った。熱処理と磁場照射とを併用することで,PLLA配向フィルムを作製できることがわかった。しかしながら,今回の条件では,結晶成長時間が短いため,PLLAの結晶部と非結晶部のコントラストが得にくく,配向度はほとんど変化しなかった,今後,結晶時間を長くした実験が必要であることがわかった。