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J-GLOBAL ID:201302260367354379   整理番号:13A0549439

CuIIイオンと2,2′-ビピリジル-3,3′-ジカルボン酸からなる金属-有機骨格(MOF)及び2種類のポリオキソメタレート(POM)-MOF複合体の結晶構造とプロトン伝導度

Crystal Structures and Proton Conductivities of a MOF and Two POM-MOF Composites Based on CuII Ions and 2,2′-Bipyridyl-3,3′-dicarboxylic Acid
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1607-1616  発行年: 2013年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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金属-有機骨格(MOF)物質,[Cu(bpdc)(H2O)2]n(1; H2bpdc=2,2′-ビピリジル-3,3′-ジカルボン酸)と2種類のポリ-POM-MOF化合物(POM=ポリオキソメタレート),{H[Cu(Hbpdc)(H2O)2]2[PM12O40]・nH2O}n(M=Mo(2),W(3))をH2bpdc,Kegginアニオン及びCu2+の自己組織化により合成した。これら3化合物はいずれも単斜晶系(P21/n)に属し,Hbpdc-とbpdc2-イオンは同じ配位モードで記述されることが分かった。化合物2及び3のHbpdc-とKegginアニオンは,Cu2+イオンに対しそれぞれ,多価有機配位子及び多価無機配位子として同時に共有結合していることが分かった。錯体2と3はPOM中に金属N-複素環マルチカルボン酸骨格がPOM中に導入された新しくて稀な化合物であり,これら2つの構築単位を用いた新しい多機能性ハイブリッド物質設計が期待される。金属N-複素環マルチカルボン酸骨格の一部として固定化されたKegginアニオンは化合物2及び3の熱的安定性を増大するだけでなく,それらの構造内に機能性を導入する働き,MOF中にプロトン伝導を生み出す一次元親水性チャンネル形成,をしていることが分かった。その結果,2と3のプロトン伝導度は相対湿度35~98%で10-4から約10-3Scm-1の高い値を示した。
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分類 (2件):
分類
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (1件):
物質索引
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