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J-GLOBAL ID：201302260442224613   整理番号：13A0549288

オランダ東インド会社によるバタビアの水路網と空間形成

WATERWAYS AND SPACE FORMATION IN BATAVIA UNDER THE RULE OF THE DUTCH UNITED EAST INDIA COMPANY

著者 (1件)： 松田浩子 (総合地球環境学研)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 685  ページ： 705-714  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,オランダ東インド会社が,1619年~1800年において,バタビアに水路網を伴う水管理事業を展開し,市街地と周辺の空間基盤を形成していった過程を明らかにする。1)5つの時期に区分して時期ごとの特徴を整理し,変遷過程を明らかにした。2)スタットでは当初から市街地整備を目的として,市壁で囲み掘割を巡らせた都市空間が17世紀前半に形成された。オメランデンでは17世紀半ば以降に掘割や運河が開削され,カンプンや市街地,郊外住宅地は,幹線水路に空間的に規定される形で拡大した。2)スタットはチリウン川河口を直線化して,海と川双方につながり,チリウン川に接続した水路による排水と区画で地盤が整備されたが,オランダの都市のような洪水対策の堤防,堰,水門がなく,自然の水位変動の影響を受ける,親水性の高い市街地が形成された。

シソーラス用語： *インドネシア共和国 ,  *私企業 ,  *水路 ,  輸送網 ,  空間構成 ,  *水管理 ,  排水 ,  洪水 ,  堆砂 ,  市街地 ,  *都市開発 ,  *経時変化 ,  都市郊外 ,  住居地区 ,  河口 ,  氾濫原 ,  水門
準シソーラス用語： *バタビア ,  *オランダ東インド会社 ,  ジャカルタ ,  スタット

分類 (2件)： 河川工事  (RC12030X) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： オランダ ,  インド ,  会社 ,  水路網