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J-GLOBAL ID：201302260765536088   整理番号：13A0618870

HO+CO反応速度およびH/D動的同位体効果: ab initio SCTDT速度定数のマスター方程式モデル

HO + CO Reaction Rates and H/D Kinetic Isotope Effects: Master Equation Models with ab Initio SCTST Rate Constants

著者 (4件)： WESTON Ralph E., Jr. (Brookhaven National Lab., New York, USA) ,  NGUYEN Thanh Lam (Univ. Texas, Texas, USA) ,  STANTON John F. (Univ. Texas, Texas, USA) ,  BARKER John R. (Univ. Michigan, Michigan, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 5  ページ： 821-835  発行年： 2013年02月07日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃焼現象の機構解明の基礎反応として,HOラジカルとCOの反応機構についてCCSD(T)法を用いた半古典的遷移状態理論(SCTST)により解析した。これにより初めて温度および圧力依存マスター方程式によるシミュレーションを行い,動的H/D同位体効果を求めた。2次元マスター方程式(全エネルギーおよび角運動量を変数)で圧力0の場合の反応速度は同位体の場合を含めて実験結果に非常に一致したが,高圧では,計算に含有しない非反応性中間体や二量体形成により,実験値より低くなった。1次元マスター方程式(活性化エネルギーを変数)もほぼ2次元と同様の結果を得たが,低圧ではずれが見られた。本研究により,従来の計算法の不一致はトンネル効果の取り扱い不備によるものと推定された。

シソーラス用語： *ヒドロキシルラジカル ,  *一酸化炭素 ,  *反応機構 ,  遷移状態理論 ,  反応速度定数 ,  *マスタ方程式 ,  トンネル効果 ,  *機構 ,  ab initio法 ,  同位体効果 ,  圧力効果
準シソーラス用語： マスター方程式 ,  水酸基ラジカル ,  速度同位体効果 ,  *燃焼機構

分類 (2件)： 原子とラジカルの反応  (CB06030C) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 反応速度 ,  同位体効果 ,  速度定数 ,  マスター方程式 ,  モデル