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J-GLOBAL ID：201302260787922143   整理番号：13A1378475

ポリメチルメタクリレートでのエンタルピー緩和焼鈍効果に及ぼす熱履歴の影響

Effects of thermal history on enthalpy relaxation Annealing effect in polymethylmethacrylate

著者 (3件)： SAKATSUJI Waki (Kyoto Univ., Graduate School of Human and Environmental Studies, 606-8501, Kyoto, JPN) ,  KONISHI Takashi (Kyoto Univ., Graduate School of Human and Environmental Studies, 606-8501, Kyoto, JPN) ,  MIYAMOTO Yoshihisa (Kyoto Univ., Graduate School of Human and Environmental Studies, 606-8501, Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 113  号： 3  ページ： 1129-1134  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリメチルメタクリレート(PMMA)におけるエンタルピー緩和に及ぼす熱履歴の影響を示差走査熱量測定(DSC)により検討した。液体及びガラス状態における比熱容量の温度依存性やKohlrausch-Williams-Watts関数の指数や緩和時間の指数は,正弦波の温度変化に対する熱流速の応答を測定することによって得られた。線形レオロジーの延長としての現象論モデルの式をエンタルピー緩和に適用した。実験と同様に与えられた熱履歴下でのエントロピーをDSCの結果と比較し計算した。計算した結果から,ガラス転移領域での最低及び最高温度における比熱容量の2種類のピークを再構築していることがわかった。即ち,前者はPMMAの特徴を後者は典型的なガラス状ポリマーで観測されたものであった。Copyright 2013 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱履歴 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  *緩和現象 ,  *示差走査熱量測定 ,  比熱 ,  エントロピー ,  ガラス転移 ,  ガラス状態 ,  温度依存性 ,  緩和時間
準シソーラス用語： *エンタルピー緩和

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  有機物質の化学分析一般  (CC07031D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリメチルメタクリレート ,  エンタルピー緩和 ,  焼鈍 ,  熱履歴