抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現代の実用論(practice theory)の基本的前提に立って,伝統的な公共図書館の対面型レファレンス業務に対する「内部からの」見方を,実用的視点から考察した。ある市立図書館の4つの支部図書館におけるレファレンス業務を事例として,対面レファレンスサービスの長時間現場観察,28人の関係者への面接調査,業務方針文書の分析を行った。実用論に基づいて,レファレンスにおける質問をTransactional,Systematic,Interactional,Socialの4タイプに分け,それぞれのタイプにおける提供知識(形式知か暗黙知か),情報伝達プロセス,コミュニケーションの多少,実用モード等を特徴付けた。