文献

J-GLOBAL ID：201302260887251602   整理番号：13A1316322

単原子積層による新規性高磁気異方合金の創製

著者 (5件)： 水口将輝 (東北大 金属材料研) ,  小嶋隆幸 (東北大 金属材料研) ,  荻原美沙子 (東北大 金属材料研) ,  田代敬之 (東北大 金属材料研) ,  高梨弘毅 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所金属ガラス総合研究センター共同利用研究報告書
巻： 2012  ページ： 161-162  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FeとNiの組成比の異なるL1₀-FeNi薄膜を作製し,磁気特性を評価した。MBE法により,MgO(001)基板上に100°CでAu-Cu-Ni合金下地層を50nm成長した後,100°CにおいてNi(1+x)層とFe(1-x)層を交互に50層ずつ成長した。Ni組成で40~70%の範囲で組成を変化させて作製した試料の磁気特性をSQUIDにより評価した。その結果,磁気異方性の大きさと飽和磁化共にNi組成の上昇と共に単調に減少した。磁気モーメントの実験値とスレーターポーリング曲線はよく一致することを示した。一軸異方性定数としてNi組成40%の時,9.3×10⁶erg/ccが得られ,これまでの著者らの研究の中で最高値が得られた。

シソーラス用語： 単原子層 ,  磁気異方性 ,  鉄 ,  ニッケル ,  金属薄膜 ,  *磁気的性質 ,  MBE成長 ,  酸化マグネシウム ,  基板 ,  金含有合金 ,  銅合金 ,  試料 ,  SQUID ,  飽和磁化 ,  組成 ,  磁気モーメント ,  *磁性合金 ,  鉄添加合金 ,  ニッケル合金 ,  鉄合金 ,  ニッケル添加合金 ,  金属間化合物 ,  銅 ,  金 ,  *磁気記録材料
準シソーラス用語： 積層 ,  L10型金属間化合物

分類 (2件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F) ,  磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 単原子 ,  新規性 ,  磁気 ,  合金 ,  創製