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J-GLOBAL ID：201302260968130311   整理番号：13A1932392

酸洗浄無しでの熱間圧延亜鉛めっき鋼の調査

Investigation of hot rolled galvanised steel without acid pickling

著者 (3件)： TAN N. (Baoshan Iron and Steel Corp. Res. Inst., Shanghai, CHN) ,  LI J. (Baoshan Iron and Steel Corp. Res. Inst., Shanghai, CHN) ,  GUAN C. (Shanghai Jiao Tong Univ., CHN)
資料名： Ironmaking & Steelmaking  (Ironmaking & Steelmaking)
巻： 40  号： 8  ページ： 578-581  発行年： 2013年 
JST資料番号： C0314B  ISSN： 0301-9233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼板に対する亜鉛メッキプロセスにおいては,その表面にある熱間ロール中に形成した酸化スケールの除去のための酸洗浄が実施されてきた。酸洗浄には有害物質である塩酸や硫酸が用いられているため,環境問題が懸念されている。また,金属の消失も問題として挙げられている。本研究においては,この課題に対して,酸化スケールの除去を水素還元で行なうことを提案した。約7μm厚さの酸化スケールを有する熱間圧延したままの鋼板を供試材として50%H₂-50%N₂混合ガスによる還元実験を実施した。加熱温度(600~900°C)と保持時間(60~300秒)を変化させた。表面のX線回折,酸化スケール厚みの測定および断面ミクロ組織観察を実施した。この実験から,表面酸化スケールは900°C,4分の水素混合ガスによって完全に還元でき,この処理を行なった鋼板への亜鉛めっき層は高い付着性を有することを明らかにした。

シソーラス用語： 亜鉛めっき鋼板 ,  酸洗浄 ,  *還元 ,  *酸化膜 ,  *熱延鋼板
準シソーラス用語： *酸化スケール ,  *水素還元

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸洗浄 ,  熱間圧延 ,  亜鉛めっき ,  調査