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J-GLOBAL ID:201302260986441324   整理番号:13A1452405

UV発光ダイオードと組合せた繊維状活性炭/光触媒複合材料を介した芳香族炭化水素の精製

Purification of aromatic hydrocarbons via fibrous activated carbon/photocatalytic composite coupled with UV light-emitting diodes
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巻: 34  号: 9/12  ページ: 1175-1181  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ガス相のベンゼン,トルエン,エチルベンゼン,キシレン(BTEX)の精製のために,繊維状活性炭(FAC)/酸化チタン(TiO2)複合材料へのUV発光ダイオード(UV-LED)の適用性を評価した。実験では直径が異なる2個の耐熱ガラス製の円筒を接続し,接続部にFACあるいはFAC/TiO2を配置し,上部の容器内に22個のUV-LEDを配置したリアクタを試作した。上部の容器へBTEXを含む標準ガスを導入し,下部の容器中のBTEXを測定することにより,FAC/TiO2の除去能力を測定した。実験では最初にFACとFAC/TiO2のX線回折実験を行うとともに,走査型電子顕微鏡で形態観察を行った。測定項目は供給ガスのBTEX濃度に対する出力ガスのBTEX濃度の比(除去率),ベンゼンとトルエンの破過時間のガス流量,FAC上にコーティングされたTiO2の量,UV-LEDの強度への依存性であった。実験の結果,以下の結論を得た。FAC/TiO2のX線回折パターンにより,FAC/TiO2の光触媒機能はTiO2と同様であることを確認するとともに,SEM分析の結果はTiO2光触媒がコーティング法の適用で支持材料の表面に含浸させられていることを示していた。FAC/TiO2複合材料へのUV-LEDの適用はBTEXの除去効率を向上させた。FAC 単独の場合と比較して,FAC/TiO2複合材料から得られる時系列比が目標化合物の長い除去時間を示すという発見はこの主張を支持する。ベンゼンとトルエンの破過時間は流速の増加により減少するが,ここで使用した実験条件では,光強度の増加により破過時間は増加した。逆に,実験結果は最適なTiO2の重量がFAC/TiO2複合材料を使用したベンゼンとトルエン除去のための現在の検討で使用した範囲内に存在することを示唆していた。
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分類 (3件):
分類
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排ガス処理法  ,  有害ガス処理法  ,  光化学一般 

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