文献

J-GLOBAL ID：201302261023952958   整理番号：13A1360144

FePt L1₀/A1勾配交換スプリング媒質の作製と高分解能電子顕微鏡研究

Fabrication and high-resolution electron microscopy study of FePt L1₀/A1 graded exchange spring media

著者 (8件)： LEE Jehyun (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  DYMERSKA Barbara (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  FIDLER Josef (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  ALEXANDRAKIS Vasilis (NCSR Demokritos, Athens, GRC) ,  SPELIOTIS Thanassis (NCSR Demokritos, Athens, GRC) ,  NIARCHOS Dimitris (NCSR Demokritos, Athens, GRC) ,  PONGRATZ Peter (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  SUESS Dieter (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 210  号： 7  ページ： 1305-1310  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FePt L1₀/A1交換スプリング媒質を,(001)組織化MgO基板上へ基板温度を制御したDCマグネトロンスパッタリングにより蒸着して作製した。基板温度を最終の温度まで下げて2番目のFePt層を蒸着すると,規則度が勾配になった試料が得られた。蒸着条件を変化すると,残留磁化は失われずに,4.0kOeの保磁力が得られた。この保磁力値はFePt L1₀単相の値32.2kOeの88%減少した値に相当する。電子顕微鏡観察により,この低下した保磁力値は,FePt L1₀相とA1相が非常に複雑な相境界で共存,各相が入り組んだ構造から生じることを示した。マイクロマグネティックシミュレーションを行い,スイッチング磁化低下へのこの複雑な相境界の影響を論じた。

シソーラス用語： *鉄含有合金 ,  白金合金 ,  規則合金 ,  永久磁石 ,  基板温度 ,  マグネトロンスパッタリング ,  スパッタ蒸着 ,  磁性薄膜 ,  残留磁化 ,  保磁力 ,  *電子顕微鏡観察 ,  相境界 ,  計算機シミュレーション ,  *磁気ヒステリシス
準シソーラス用語： *交換スプリング磁石 ,  マイクロマグネティックシミュレーション

分類 (1件)： 金属の磁区及び磁化過程  (BM06112D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 勾配 ,  スプリング ,  媒質 ,  作製 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  研究