抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全国における浄水場の急速ろ過池のろ過材は,日常の逆流洗浄と表面洗浄だけでは十分に洗いきれず,長年の使用で蓄積した汚れは,ろ過機能にさまざまな障害を与える原因となる。そこで,ろ過池を維持管理するためには,7~10年周期で新しいろ過材に交換,または,ろ過材を洗浄・篩い分けして再利用(リサイクル)する「更生工事」が行なわれている。もし,日常の維持管理により,ろ過材をつねに清浄な状態に保つことができれば,更生工事は不要になる。そこで,短時間でろ過材そのものを破砕することなく,ろ過材に付着した汚れのみを除去できる「シフォン洗浄」技術を日常運転の逆流洗浄工程中に付加する,新しいろ過池維持管理システムを開発したので,ここで報告する。(著者抄録)