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J-GLOBAL ID：201302261095330307   整理番号：13A0890211

高速多極境界要素法によるバッフル板の音響放射モード解析

Analyzing Acoustic Radiation Modes of Baffled Plates With a Fast Multipole Boundary Element Method

著者 (4件)： WU Haijun (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  JIANG Weikang (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  LIU Yijun (Univ. Cincinnati, OH) ,  WU Haijun (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Vibration and Acoustics  (Journal of Vibration and Acoustics)
巻： 135  号： 1  ページ： 011007.1-011007.7  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： H0794A  ISSN： 1048-9002  CODEN： JVACEK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バッフル板の音響放射モード解析には,自由空間Green関数によるRayleigh積分も用いられるが,境界要素法(BEM)もモード解析や放射効率の計算法の一つである。そこで本報では,音響放射モード及び効率評価の効率化及び高精度化を目的とした,非明示的再計算Arnold法に基づく逐次ソルバと組合せた高速多極境界要素法(FMM)を提案した。本法では3D自由空間Green関数を用いるが,境界メッシュの階層ツリー構造には,オクトツリーの代りに四分木を用いるので,これが高速多極BEMの高速化に役立つ。運動量評価の解析的積分と同じ解析的積分を用いてローカル膨張係数を計算するので,これも表題のFMMの計算効率を高める。ピストン状バッフル円板振動の放射効率に関する数値解析及び理論解析を比較した結果,本報で提案した高速多極BEMの計算は十分に高精度であることが分かった。バッフル矩形板の固有値及び固有ベクトルの計算を比較しても,高速多極BEMは,音響放射モードの解析におけるCPU時間効率,メモリ節減,解析精度の高さを明示している。

シソーラス用語： 木【グラフ】 ,  四分木 ,  *邪魔板 ,  *音波放射 ,  モード解析 ,  境界要素法 ,  高速度 ,  多重極 ,  放射効率 ,  効率化 ,  Green関数 ,  ツリー構造 ,  階層構造 ,  解析的解法 ,  積分 ,  固有値 ,  固有ベクトル ,  CPU時間
準シソーラス用語： オクトツリー ,  メッシュモデル ,  計算効率 ,  高精度化 ,  *高速多極境界要素法

分類 (1件)： 音響の励起・発生  (BB03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多極 ,  境界要素法 ,  バッフル板 ,  音響放射 ,  モード解析