文献
J-GLOBAL ID:201302261099066353   整理番号:13A1857517

位置特異的窒素管理と間断灌漑の組み合わせはスーパーイネの子実収量および窒素と水利用効率を上昇させる

Combination of site-specific nitrogen management and alternate wetting and drying irrigation increases grain yield and nitrogen and water use efficiency in super rice
著者 (6件):
資料名:
巻: 154  ページ: 226-235  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イネ収量に対する位置特異的窒素管理(SSNM)と間断灌漑(AWD)との間に相互作用が発生する。SSNMとAWDとの相互作用は子実収量を増加させるだけでなく,N利用効率(NUE)および水利用効率(WUE)も増加させる。相乗的相互作用は登熟期の生産的な分蘖,根およびシュートの活性と収穫指数を上昇させる。SSNMとAWD技術の組み合わせはスーパーイネで収量と資源利用効率を増加させるために有効である。位置特異的窒素管理(SSNM)と間断灌漑(AWD)はイネ栽培で近年開発された2つの技術である。しかし,子実収量,窒素および水利用効率の点でのこれら2つの技術がどのように相乗的に作用するかは明らかになっていない。筆者らはSSNM,AWDおよび両方でスーパーイネを用いてこの問題を検討した。スーパーイネ2品種は4種類のNおよび灌漑処理,すなわち連続的湛水(CF)および農民のN処理(FNP)(CF-FNP),CF-SSNM,AWD-FNPおよびAWD-SSNMで2011~2012年に圃場で栽培した。SSNMまたはAWDでは生産的分蘖,葉面積期,葉光合成速度,根酸化活性および登熟期乾物重蓄積がFNPまたはCFと比較して有意に上昇した。この増加はAWDとSSNMを同時に採用した時さらに顕著だった。AWD-SSNM処理は円錐花序当たりの小穂数だけでなく,登熟穀粒の割合と穀粒重量も上昇させた。出穂期の根バイオマスおよび収穫指数は他の処理と比較してAWD-SSNMで有意に高かった。CF-FNP処理の場合と比較して,SSNM-AWD処理での子実収量,N部分的要因生産性(n施用量に対する子実収量)およびWUE(灌漑水および降雨量に対する子実収量)はそれぞれ12.4~14.5%,26.5~30.7%,22.8~26.7%上昇し,これらはSSNMまたはAWD単独の場合よりも有意に高かった。結果から,SSNMとAWDとの相乗的相互作用が収量に対して発生し,この相互作用はスーパーイネで子実収量だけでなく,資源利用効率も上昇できることが示唆された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  農業土木  ,  施肥法・肥効  ,  植物栄養 

前のページに戻る