抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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当該調査地域は平成23年度国内石油天然ガス基礎調査の一環として,平成23年9月に三次元物理探査船「資源」により,新潟県佐渡島の約100-250kmの沖合いで実施された。測線長は1565kmで,二次元地震探査の諸元で行われた。取得したデータは複雑な海底地形が影響して回折波が多く発生し強振幅な多重反射波が卓越していた。多重反射波の抑制のためにSRME処理を行った。今回の処理においては回折波の多重反射波の抑制処理によって,重合前時間マイグレーション処理への入力として最適なデータ処理することが出来た。そして,良好な最終重合断面図を得ることが出来た。