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J-GLOBAL ID:201302261201713377   整理番号:13A0818628

周辺都市景観の効果的な河川健康モニタリングのための長期水質分析 - オーストラリア,NSWのHawkesbury-Nepean川系の事例研究

Analysis of long-term water quality for effective river health monitoring in peri-urban landscapes-a case study of the Hawkesbury-Nepean river system in NSW, Australia
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巻: 185  号:ページ: 4551-4569  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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東南オーストラリアのHawkesbury-Nepean川(HNR)系はシドニー大都市地域の主要な給水源で,その流域における周辺都市景観の都市化およびその他の活動の影響によってより複雑な河川系のひとつである。河川水質の長期モニタリングは財源の削減,優先度の変化などによってデータギャップを被っているが,入手可能な情報に基づいて評価する必要がある。本研究において,著者らは要因分析(FA),階層的集積クラスタ分析(HACA),および傾向分析(TA)が長期の歴史的データセットの評価にどのように適用できるか示した。6種の水質パラメーター,すなわち温度,クロロフィル-a,溶存酸素,窒素酸化物,浮遊物質(SS),および反応性ケイ酸塩を1985年~2008年に毎週,HNR系の長さ300 kmに沿った12か所のモニタリング場所で測定して,周辺都市景観における河川系への人為的影響および自然的影響を評価した。データの全分散の70%以上を説明する3種の潜在的要因をFAによって抽出して,HNR系の’生物地理学的’’自然’,および’栄養汚染物質’次元に関連することを見出した。生物地理学的および栄養汚染物質要因は周辺都市自然の変化および活動の直接的影響に関連して水質変動の約50%を占めていた。HACAの適用は河川の清浄および汚染地域を表わす2つの主要なクラスタを示した。空間的スケールで,ひとつのクラスタが河川(清浄地域)の上流および下流で認められて河川の約158 kmに達した。他のクラスタは中流(汚染地域)で認められて約98 kmの長さであった。傾向分析によって,河川水質に空間的時間的スケールで影響する点汚染源がHNRの河川および主要な支流に沿った廃水排出水,農業,および他の点汚染源および非点源から供給される栄養塩および他の汚染物質の種々の影響にどのように考慮されているか示した。過去26年間にわたって,水温は有意に増加して,SSは有意に低下した(p<0.05)。FA,HACA,およびTAによる水質データ分析は,HNR系の重要な地域と重要な水質変数のクラスタに有益であった。Copyright 2012 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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河川汚濁  ,  水質調査測定一般 

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