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J-GLOBAL ID:201302261260095148   整理番号:13A1002379

退氷と大陸ドーミングによってもたらされた,中央パンサラッサにおける古環礁炭酸塩岩中の87Sr/86Sr比のキャピタニアン期(ペルム紀)における極小期とその消失

The Capitanian (Permian) minimum of 87Sr/86Sr ratio in the mid-Panthalassan paleo-atoll carbonates and its demise by the deglaciation and continental doming
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 212-221  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルム紀におけるキャピタニアン期の極小期は顕生代海水の87Sr/86Sr変遷史の中で最も重要な事象の一つである。グアダループ世の極小期の前後における詳細なSr化学層序学を確立するために,岐阜県赤坂におけるキャピタニアン階(中部ペルム系上部)の古環礁石灰岩について87Sr/86Sr比を測定した。この石灰岩は中央パンサラッサの低緯度域の古海山に堆積し,ジュラ紀に日本(南中国ブロック)縁辺に二次的に付加した。我々は,赤坂石灰岩のグアダループ統-楽平統(中-後期ペルム紀)境界(G-LB)の直下の層厚70mのキャピタニアン階中に異常に低い87Sr/86Sr比(約0.7068-0.7069)を検出した。赤坂におけるこのSr同位体断面は,世界の海水が大陸からの放射起源物質の流入によって被った影響が,キャピタニアン期に最小であったことを示す。この最小期の後の87Sr/86Sr比の急速な上昇は,退氷若しくはパンゲアのリフティングによって説明できる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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古生代  ,  同位体地質学 

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