文献
J-GLOBAL ID:201302261336566838   整理番号:13A1035188

高齢者の栄養失調と生活の質:システマティックレビューとメタアナリシス

Malnutrition and quality of life in older people: A systematic review and meta-analysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 561-566  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W1685A  ISSN: 1568-1637  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高齢者の罹患率と死亡率における栄養失調の影響は確立されているが,この集団における栄養失調と生活の質(QoL)の関係を検討するために行われた研究は,ほとんどなかった。さらに進んだ研究を促進し,明らかな全体像に対する既存の証拠を集めるために,システマティックレビューが実施された。目的は,トピックに関する文献を確認して,結果を系統的に見直し,栄養状態とQoLの関係を評価することであった。MEDLINE,EMBASE,CINAHL,ウェブ・オブ・サイエンスが,2011年4月までに発表された関連研究に対して調査された。確認された研究内の引用も調査した。第一著者は,専用の形式を用いて全データを抽出し,公表されたチェックリストを用いて,研究の質を評価した。第二レビュー担当者は,独立して論文の無作為標本を確認した。本レビューにおける証拠は,コホート研究と介入試験によってもたらされる。前者からの結果は,栄養失調の人が,より低いQoLを経験する傾向が強いことを示唆した(OR:2.85;95%CI:2.20~3.70,p<0.001)。これと一致して,栄養状態を改善するためにデザインされた介入も,身体的側面(標準化平均差0.23,CI:0.08~0.38,p=0.002),精神的側面(標準化平均差0.24,CI:0.11~0.36,p<0.001)の両方において,QoLの有意な改善をもたらす。しかし,含めた研究の不十分な質と,栄養状態とQoLの評価に用いた方法の不均一性を考慮して,結果は慎重に解釈されるべきである。将来の研究は,研究参加者を慎重に特徴づけし,研究結果のより良い評価と比較性を達成するために,栄養とQoL評価のための標準化パラメータを用いるべきである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
老化と死  ,  栄養調査  ,  疫学  ,  老人医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る