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J-GLOBAL ID:201302261431207411   整理番号:13A1322876

NiTi形状記憶合金のレーザ溶接: AISI304ステンレス鋼での同質と異質の継ぎ手の比較

Laser welding of NiTi shape memory alloy: Comparison of the similar and dissimilar joints to AISI 304 stainless steel
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  ページ: 151-158  発行年: 2013年12月30日 
JST資料番号: D0245B  ISSN: 0030-3992  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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NiTi合金は,そのユニークな特性,例えば,形状記憶効果,超弾性,生体適合性などの特性のため,多様な応用(航空宇宙,マイクロエレクトロニクス,医用デバイス)で理想的な材料である。これらの応用の要求条件を満たすために,この材料を他の材料に接合することが注目されている。レーザ溶接は,NiTi形状記憶合金の適当な接続技術として知られている。本研究では,NiTiワイアのレーザ溶接と,AISI304オーステナイト系ステンレス鋼ワイアへのレーザ溶接の比較研究を実行した。レーザ継ぎ手の微細構造,機械的性質および破壊形態を研究した。光学顕微鏡法,走査型電子顕微鏡観察(SEM),エネルギー分散分光法(EDS),X線回折分析(XRD),Vickers微小硬度(HV0.2),引張試験法などを利用した。NiTi-NiTiレーザ継ぎ手は,破断歪が約16%で,NiTiワイアの極限引張強度の約63%(すなわち835MPa)になった。この継ぎ手は,NiTi成分の疑似弾性特性に起因した有効な効果を示した。しかし,ステンレス鋼にNiTiを異質レーザ溶接した後,引張強度と延性が著しく減少した。レーザ溶接間の溶接区域で壊れやすい金属間化合物が形成されたことに起因した。したがって,異質溶接ワイアの継ぎ手特性の改善のためには,適当な修飾プロセスが必要であった。同質と異質のNiTiのレーザ溶接を効率良く実行した。NiTi-SS継ぎ手の溶接区域に形成された壊れやすい金属間化合物によりレーザ溶接が困難になった。NiTi-NiTi継ぎ手は,NiTiワイアに匹敵する良好な応力-歪挙動を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
レーザの応用  ,  溶接技術 

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