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J-GLOBAL ID:201302261446116021   整理番号:13A1144508

リチウムリッチ層状酸化物カソードを使用の高電圧リチウムイオン電池に対し電解質添加剤としてトリメチルホスファイト

Trimethyl phosphite as an electrolyte additive for high-voltage lithium-ion batteries using lithium-rich layered oxide cathode
著者 (7件):
資料名:
巻: 240  ページ: 471-475  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リチウムリッチ層状酸化物カソードは,高エネルギーリチウムイオン電池に対し有望な高容量カソード材料である。しかしながら,その高容量を達成するためには,高電圧電解質の開発が必須である。本稿では,Li1.2Mn0.54Ni0.13Co0.13O2カソード使用の高電圧リチウムイオン電池に対し,電解質添加剤としてトリメチルホスファイト(TMP)を調べた。TMP1%を電解質に導入すると,そのLi1.2Mn0.54Ni0.13Co0.13O2カソードのサイクル性能およびレート能力は,大きく改善された。このTMP含有電解質を持つ,Li1.2Mn0.54Ni0.13Co0.13O2セルは,100サイクル後81.3%の高い容量保持,および5Cにて150mAhg-1および10Cにて90mAhg-1のレート能力を示した。一方,TMP無しのセル容量は,5Cにて48mAhg-1であった。インピーダンススペクトルおよび熱安定性についての測定に基づいて,TMPは,そのLi1.2Mn0.54Ni0.13Co0.13O2カソードの表面に対し,幾種かの遷移金属イオンの触媒効果を効果的に失活させる,と結論づけられる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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