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J-GLOBAL ID:201302261464143311   整理番号:13A1820877

メラトニンはエールリッヒ腹水癌細胞の微細構造および生存期間ならびにSwissマウスの組織病理に影響を与える

Melatonin effect on the ultrastructure of Ehrlich ascites tumor cells, lifetime and histopathology in Swiss mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  号: 23  ページ: 882-888  発行年: 2013年11月26日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:エールリッヒ腹水癌(EAT)は,その液体懸濁における生育能から標準数細胞の移植,生育の定量および腫瘍量の退縮が可能で,癌研究に用いられるモデルの一つになっている。抗癌物質中,メラトニンは癌細胞増殖に限って効果を示す。しかしながら,EATに対しメラトニンが相反する作用を発揮するという研究が報告されている。本研究では,松果体摘出術施行または非施行マウスにおいてEAT細胞の増殖,生存時間および生存率,微細構造および転移に対するメラトニンの作用について検討した。主要な方法:マウスに5×106細胞/mLを移植し,12日に渉り外部から150および300μg/30gマウス体重のメラトニン投与または非投与を行った。メラトニンは腹囲,腹水量およびEAT細胞の生存を有意に低下させ,マウス生存期間延長および生存率向上をもたらした。重要な所見:微細構造的には,メラトニン処理により細胞の形態に変化が認められた。一部分岐している多数の細胞表面の突起,細胞質空洞化,ミトコンドリアの変性およびアポトーシス特有な所見である核分断などがみられた。組織病理学的にはマウス総てにおいて肝,小腸および大腸に転移は認められなかった;対照群の肺および腎では明らかな転移が認められたが,メラトニン投与群では転移は抑制されていた。意義:マウスにおいてメラトニンの150および300μg/30gの12日連続投与は極めて優れた抗癌および細胞毒性活性を発揮すると結論された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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腫ようの実験的治療  ,  消化器の腫よう  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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