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J-GLOBAL ID：201302261551439669   整理番号：13A0961882

急冷凝固によるTbCu₇タイプのCeFe₁₀Zr_0.8の生成

Formation of TbCu₇-type CeFe₁₀Zr_0.8 by rapid solidification

著者 (3件)： ZHOU Chen (MEDA Engineering and Technical Services LLC, 17515 W 9 Mile Road Suite 1075, Southfield, MI 48075, USA) ,  PINKERTON Frederick E. (Chemical and Materials Systems Lab, General Motors R&D Center, 30500 Mound Road, Warren, MI 48090, USA) ,  HERBST Jan F. (Chemical and Materials Systems Lab, General Motors R&D Center, 30500 Mound Road, Warren, MI 48090, USA)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 569  ページ： 6-8  発行年： 2013年08月25日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘導溶解した,名目組成がCeFe₁₁Zrのインゴットを溶融紡糸して作製した新しい三元化合物の発見を報告した。v_s=25m/sで溶融紡糸した試料は空間群P6/mmmの六方晶のTbCu₇型構造を示した。実験によるX線回折パターンをRietveld法でフィッティングして,v_s=25m/sで溶融紡糸した新しい化合物の結晶構造がCeFe₁₀Zr_0.8であることを誘導することに成功した。その後の密度関数理論計算によって新しい三元化合物の化学安定性が完全に支持された。焼なまし試験によると溶融紡糸したCeFe₁₀Zr_0.8は700°Cまで安定で,これより高い温度での焼きなまでは六方晶のCe₂Fe₁₇型構造とZrFe₂に分解した。Curie温度の測定でCeFe₁₀Zr_0.8がT_c=181°Cを誇ることが判明した。これはすべての知られているCe-Fe二元化合物のT_c値より高い値で,Ce₂Fe₁₄Bのものより30°C高い値である。これらの興味深い特性は,将来の工学的需要への費用対効果がよい解決策である可能性の在る新しいCe-基の永久磁石の継続的な探索を刺激するものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鉄合金 ,  セリウム含有合金 ,  ジルコニウム含有合金 ,  *三元合金 ,  *磁性合金 ,  *急冷凝固 ,  溶融紡糸 ,  空間群 ,  六方晶系 ,  結晶構造 ,  Rietveld法 ,  密度汎関数法 ,  安定性 ,  焼なまし ,  永久磁石 ,  銅合金 ,  テルビウム含有合金 ,  金属間化合物 ,  結晶 ,  Curie温度
準シソーラス用語： TbCu₇型結晶 ,  化学的安定性 ,  希土類磁石

分類 (2件)： 磁気的性質  (WB02020J) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 急冷凝固 ,  タイプ