抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リニア新幹線は極めてリスクの高い計画である。中でも,電力消費の問題はリニアの存在意義にも関わる。JRリニアのエネルギー消費として走行時の空気抵抗によるエネルギー消費が最も大きい。在来新幹線(300km/h)とJRリニア(500km/h)を比較した。そこでは1列車の消費電力及び定員一人を1km運ぶのに必要なエネルギーを比較した。走行抵抗の要因として,機械抵抗,空気抵抗,磁気抗力を取り上げて説明した。その結果,JRリニアの消費電力は在来新幹線の4~5倍であり,定員1人を同じ距離輸送するのに必要なエネルギーは3~4倍であることを示した。