文献

J-GLOBAL ID：201302261753685025   整理番号：13A1334525

リチウムイオン電池用アノード材料としての化学脱合金で調製したナノポーラス銅-ケイ素複合材料

NANOPOROUS COPPER-SILICON COMPOSITE PREPARED BY CHEMICAL DEALLOYING AS ANODE MATERIAL FOR LITHIUM-ION BATTERIES

著者 (6件)： LI Guijing (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN) ,  SONG Yanyan (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN) ,  ZHANG Linping (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN) ,  WEI Xin (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN) ,  SONG Xiaoping (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN) ,  SUN Zhanbo (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi Province, CHN)
資料名： Functional Materials Letters  (Functional Materials Letters)
巻： 6  号： 3  ページ： 1350033.1-1350033.5  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： W2401A  ISSN： 1793-6047  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池の性能向上には電極材料の特性改善が極めて有効であり,様々な研究がなされてきた。これらの中で,理論電池容量の大きいケイ素の利用が進められており,本研究においてもナノ構造化を図る試みを行なった。Al₆₈Cu₁₅Si₁₅Ce₂およびAl₆₈Cu₂₀Si₁₀Ce₂合金を真空アーク炉を用いて溶製し,その後これを溶融紡糸法によって40μm厚のりボンに成形した。そして,このリボンをHClによって脱合金処理を行なった。更に,リボンを粉末化しこれをNi上に塗布して電極を形成し,模擬セルにより電池性能評価を実施した。脱合金化処理を確認するためのX線回折,走査型電子顕微鏡および透過型電子顕微鏡観察を実施した。これらの実験から,本手法により細孔径1~30nmを有するナノポーラスCu-Si複合材料を形成することができることを明らかにし,これを用いたセルは初期電池容量2317mAhg^-1を有することを見出した。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *銅合金 ,  ケイ素含有合金 ,  *多孔性 ,  脱金属 ,  溶融紡糸
準シソーラス用語： *ナノポーラス ,  脱合金化

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  非鉄金属材料  (WE03000D)

タイトルに関連する用語 (9件)： リチウムイオン電池 ,  アノード材料 ,  化学 ,  脱合金 ,  調製 ,  ナノポーラス ,  銅 ,  ケイ素 ,  複合材料