Ru(0001)上の金ナノクラスタの表面拡散  クラスタサイズ,表面欠陥および吸着酸素原子の効果

STEIN Ori; ANKRI Jonathan; ASSCHER Micha

文献

J-GLOBAL ID：201302261876870641 整理番号：13A1354759

Ru(0001)上の金ナノクラスタの表面拡散クラスタサイズ,表面欠陥および吸着酸素原子の効果

Surface diffusion of gold nanoclusters on Ru(0001): effects of cluster size, surface defects and adsorbed oxygen atoms

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資料名：
巻： 15 号： 32 ページ： 13506-13512 発行年： 2013年08月28日
JST資料番号： A0271C ISSN： 1463-9076 CODEN： PPCPFQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

担持体上の金属クラスタの熱による拡散の理解は,不均一系触媒の担持金属クラスタの焼結や凝集を防ぐために重要である。そこで,モデルとして表面修飾Ru(0001)単結晶上の高さ1~4nmの金ナノクラスタの拡散を研究した。クラスタは,レーザ誘起アブレーション法により形成した。また表面修飾は,Ne⁺イオンスパッタリングにより誘起した損傷により行い,また表面清浄のための前吸着酸素の効果も調べた。高さ2nmのクラスタが拡散性が高く,拡散開始温度は室温以下であった。また高密度の表面損傷は,低い拡散開始温度と低い拡散活性化エネルギーを持つ増強された拡散性をもたらした。これは,クラスタ表面の整合性の減少によると考えられる。吸着した酸素は原子層潤滑剤として作用し,クラスタと担持体間の摩擦を減少させた。これはナノクラスタの150Kの低い拡散開始温度をもたらし,また小さいクラスタサイズに強い効果を示した。2nmサイズの金ナノクラスターの拡散は,酸素表面濃度に対して鈍感であった。

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物理化学一般その他 , 原子・分子のクラスタ , 金属中の拡散 , 触媒の調製

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Ru(0001)上の金ナノクラスタの表面拡散 クラスタサイズ,表面欠陥および吸着酸素原子の効果

Ru(0001)上の金ナノクラスタの表面拡散クラスタサイズ,表面欠陥および吸着酸素原子の効果