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J-GLOBAL ID：201302262063675180   整理番号：13A1501416

生物医学的応用のための注射可能な生体適合性足場としてのテトロニックグラフト化キトサンハイドロゲル

Tetronic-grafted chitosan hydrogel as an injectable and biocompatible scaffold for biomedical applications

著者 (4件)： NGUYEN Dai Hai (Vietnam Acad. of Sci. and Technol., Ho Chi Minh, VNM) ,  NGUYEN Dai Hai (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  TRAN Ngoc Quyen (Vietnam Acad. of Sci. and Technol., Ho Chi Minh, VNM) ,  NGUYEN Cuu Khoa (Vietnam Acad. of Sci. and Technol., Ho Chi Minh, VNM)
資料名： Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition  (Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition)
巻： 24  号： 14  ページ： 1636-1648  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W0274A  ISSN： 0920-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 注射可能なキトサンベースヒドロゲルはDDSや組織再生などの生物医学的応用に期待されている。さらなる改質のためチラミン修飾Tetronic1307グラフト化キトサン(TTeC)ハイドロゲルを調製した。簡便で有機溶剤を含まない方法でTetronic1307の4つの末端水酸基の一部をチラミンで機能化し,キトサンにグラフトした。グラフト化コポリマーはUV-可視,¹HNMRと熱重量分析により特性化した。生理的条件でTTeCは西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)と過酸化水素(H₂O₂)の存在下でヒドロゲルを急速に形成し,ゲル化時間は4~60秒であった。ヒドロゲルは高度に多孔質構造を示し,ヒト皮膚線維芽細胞とのin vitroでの細胞毒性試験では高い細胞適合性を示し,細胞接着のための足場としての利用可能性を示唆した。またSDラットを用いたin vivoヒドロゲル注射試験では,1日後炎症を示さず,二週間後周囲の組織とヒドロゲルの界面における微小血管形成が確認された。

シソーラス用語： ポリエステル繊維 ,  *キトサン ,  *ヒドロゲル ,  グラフト共重合体 ,  非イオン界面活性剤 ,  *高分子界面活性剤 ,  ラット ,  バイオアッセイ ,  ヒト ,  培養細胞 ,  線維芽細胞 ,  細胞毒性 ,  *生体適合性高分子 ,  皮下投与 ,  *注射剤 ,  血管新生 ,  in vivo実験 ,  in vitro実験 ,  細胞接着 ,  *細胞外マトリックス ,  電子顕微鏡観察 ,  光学顕微鏡法 ,  フェノール類 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *Tetronic1307 ,  テトロン ,  蛍光顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡観察

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  生物学的機能  (EB06020T)

物質索引 (1件)： チラミン

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物医学的応用 ,  注射 ,  生体適合性 ,  足場