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J-GLOBAL ID：201302262110774493   整理番号：13A0234622

シグナル認識粒子のスキャニングからターゲティングへの動的スイッチ

Dynamic switch of the signal recognition particle from scanning to targeting

著者 (6件)： HOLTKAMP Wolf (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  LEE Sejeong (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  BORNEMANN Thomas (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  SENYUSHKINA Tamara (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  RODNINA Marina (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  WINTERMEYER Wolfgang (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 19  号： 12  ページ： 1332-1337  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リボソームで合成された内膜蛋白質の膜挿入におけるシグナル認識粒子(SRP)の役割,リボソームとの複合体形成および解離を大腸菌を用いてFRET解析した。リボソームへの結合後,SRPは追加結合のために動的に転換し,非翻訳リボソームおよび非膜蛋白質合成リボソームではこのような転換は認められなかった。SRPは迅速にリボソームから解離し,リーダーペプチダーゼであるLepペプチドは,SRPの非翻訳リボソームへの親和性を強めた。新生膜蛋白質のシグナルアンカー配列(SAS)への結合はSRPの変換を停止させ,SRP-リボソーム複合体の安定化およびSRP受容体のリクルートを誘導した。SRPはSAS露出リボソーム検出するまで全てのリボソームをスキャンし,SASとの結合によりリボソーム複合体を安定化してSRP受容体をリクルートするというモデルを提示した。

シソーラス用語： 蛍光共鳴エネルギー移動 ,  大腸菌 ,  *シグナル認識粒子 ,  *膜タンパク質 ,  ターゲティング ,  リボソーム ,  細胞内輸送 ,  膜輸送受容体
準シソーラス用語： *内膜蛋白質

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： シグナル認識粒子 ,  スキャニング ,  ターゲティング