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J-GLOBAL ID：201302262134136218   整理番号：13A0897408

UV-オゾン処理によるEVA樹脂-ポリエチレンポリマブレンドの選択的表面改質

Selective surface modification of ethylene-vinyl acetate and ethylene polymer blend by UV-ozone treatment

著者 (2件)： JOFRE-RECHE Jose A. (Adhesion and Adhesives Lab., Dep. of Inorganic Chemistry, Univ. of Alicante, 03080 Alicante, ESP) ,  MARTIN-MARTINEZ Jose Miguel (Adhesion and Adhesives Lab., Dep. of Inorganic Chemistry, Univ. of Alicante, 03080 Alicante, ESP)
資料名： International Journal of Adhesion and Adhesives  (International Journal of Adhesion and Adhesives)
巻： 43  ページ： 42-53  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： C0153B  ISSN： 0143-7496  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スポーツシューズ靴底に用いられるエチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA樹脂)は耐摩耗性向上と原価低減を目的としてかなりの量のポリエチレン(PE)がブレンドされている場合があるが,このポリマブレンド(EVA-PE)は極性が低いために接着性が低い。本研究においてはEVA-PE材料の濡れ性,極性及び表面粗さを向上させるための効果的で環境に優しく迅速な表面処理法としてUV-オゾン処理を用いた。UV-オゾン処理時間と照射線源-材料間距離の影響を調べた。UV-オゾン処理EVA-PE試料をATR-IR分光法,水接触角測定,X線光電子分光法(XPS)及び走査電子顕微鏡(SEM)によって特性化した。処理前後のEVA-PEとレザーをポリウレタン接着剤で接着して接着強さを比較した。線源/材料間距離を短縮し照射時間を延長することによって接着強さが増加した。照射によってEVA-PE表面のカルボニル基,カルボキシル基及び水酸基が増加した。照射によってEVA-PE中のポリ酢酸ビニルが分解して表面粗さが増加した。これらの結果としてレザーに対する接着強さが増加した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： スポーツ用具 ,  靴 ,  *EVA樹脂 ,  *ポリエチレン ,  *ポリマブレンド ,  革 ,  *接着強さ ,  *紫外線照射 ,  *オゾン処理 ,  *表面改質 ,  *濡れ ,  極性 ,  *表面粗さ ,  ポリウレタン ,  *接着剤 ,  基 ,  スポーツシューズ ,  靴底 ,  極性基
準シソーラス用語： *レザー ,  UV照射 ,  *ポリウレタン樹脂

分類 (5件)： 各種接着剤  (YK03000X) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  表面処理  (YH04112X) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  放射線による構造と物性の変化一般  (BK16121W)

タイトルに関連する用語 (5件)： オゾン処理 ,  EVA樹脂 ,  ポリエチレン ,  ポリマブレンド ,  表面改質