文献
J-GLOBAL ID:201302262179673885   整理番号:13A0638923

工業生産における酵素利用の環境アセスメント-文献総説

Environmental assessment of enzyme use in industrial production - a literature review
著者 (2件):
資料名:
巻: 42  ページ: 228-240  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
従来の処理と比較して,明確で,活動が速く,原料,エネルギー,化学物質,および/または水を保存するので,酵素処理はここ数十年間に広範囲の産業で実行されている。酵素処理のこれらの特性が環境改善に至るか否かについて調査し,より清浄な鉱工業生産に近づく際に,これらが役割を果たし得るか否かについて評価するために,多くの比較による環境アセスメント研究が過去15年に行われている。本総説の目的は,これらの研究の調査結果を概説し考察して,そして,技術の環境アセスメントおよび実行に関するさらなる開発を推奨することであった。「炭酸ガス排出量」概念および環境アセスメント(EIA)の利用が,若干の研究に限定されているが,ライフサイクルアセスメント(LCA)は,評価ツールとして広く使用されている。多くの研究が指標として地球温暖化を検討しており,また,複数の研究は,他の影響カテゴリー(酸性化,富栄養化,光化学オゾン形成,エネルギー,および土地利用)をさらに検討している。結果は,地球温暖化への寄与の低減,およびさらに調査された程度まで,酸性化,富栄養化,光化学オゾン形成,およびエネルギー消費への寄与の低減が,従来の処理の代わりに酵素処理の実行により一般に生じることを示した。農地は少ない研究で明らかにされており,また,土地利用の制約は,酵素処理が,農業原料を保存する産業で生じと考えられ,化石燃料および/または無機化学物質のみが保存される過程でのトレードオフになった。農地利用は,後者の事例に他の相当な環境改善によって正当化されるように考えられ,また,本総説の結果は,酵素技術がより清浄なくりーなーぷろ工業生産に近づく有望な手段であるという仮説を立証した。LCAは,EIAと炭酸ガス排出量の研究よりも考慮される処理の環境特性の全体像を与える。また,研究者が将来の研究においてLCAに近づくことが推奨された。伝統,知識の不足,および官僚政治は,産業における酵素処理の実行の障壁であった。教育および公的承認審査方式などの合理化は,障壁を克服し,環境利益の確保を促進する手段であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生産工学一般  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る