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J-GLOBAL ID：201302262244096912   整理番号：13A0864605

銅および銀イオンとの分子間高分子電解質錯体を用いた金属ナノ粒子のX線誘起形成: 照射-化学的コントラスト

X-ray Induced Formation of Metal Nanoparticles from Interpolyelectrolyte Complexes with Copper and Silver Ions: The Radiation-Chemical Contrast

著者 (6件)： FELDMAN Vladimir I. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  ZEZIN Alexey A. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  FELDMAN Vladimir I. (Inst. of Synthetic Polymer Materials, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  ZEZIN Alexey A. (Inst. of Synthetic Polymer Materials, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  ABRAMCHUK Sergey S. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  ZEZINA Elena A. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 117  号： 14  ページ： 7286-7293  発行年： 2013年04月11日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリアクリル酸(PAA),ポリエチレンイミン(PEI)および銅(Cu²⁺)または銀イオン(Ag⁺)の高分子電荷質錯体の膨張した膜を形成し,水/エタノール中で白色X線を照射した。PAA,PEI膜は水系溶媒不溶性で透析性がありイオン性基で金属と配位し安定化する効果がある。X線照射で水はラジカルに解離するがOHラジカルはエタノールで除去されるため金属カチオンには還元作用が生じる。X線照射量増大とともに金属ナノ粒子数は増大し粒径は100nmに達した。金属ナノ粒子表面でX線吸収が増大して還元反応を促進し,粒子周囲に微細粒子が成長する「雲」状構造が観測された。白色X線のエネルギー成分を解析すると,Cu²⁺の場合はK殻電子,Ag⁺の場合はKおよびL殻電子が反応促進に関与していると推定された。

シソーラス用語： *銅化合物 ,  *銀化合物 ,  *高分子電解質 ,  *ナノ粒子 ,  *放射線効果 ,  高分子錯体 ,  ポリアクリル酸 ,  ポリエチレンイミン ,  内殻電子 ,  結晶成長 ,  ヒドロキシルラジカル ,  ラジカル ,  水素 ,  *金属イオン ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： X線効果 ,  水素ラジカル ,  *銅イオン ,  *銀イオン ,  *金属ナノ粒子

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  金属の結晶成長  (BK13030M) ,  金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 銅 ,  銀イオン ,  高分子電解質錯体 ,  金属ナノ粒子 ,  X線 ,  誘起 ,  化学 ,  コントラスト