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J-GLOBAL ID：201302262308523011   整理番号：13A1778500

高温曝露時の天然セルロースの不可逆的変化

Irreversible transformations of native celluloses, upon exposure to elevated temperatures

著者 (5件)： ATALLA R.s. (Cellulose Sciences International, Madison, WI, USA) ,  CROWLEY M.f. (National Renewable Energy Lab., Golden, CO, USA) ,  HIMMEL M.e. (National Renewable Energy Lab., Golden, CO, USA) ,  ATALLA R.h. (Cellulose Sciences International, Madison, WI, USA) ,  ATALLA R.h. (Univ. of Wisconsin-Madison, Madison, WI, USA)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 100  ページ： 2-8  発行年： 2014年01月16日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の研究では,基礎および応用研究であれ,セルロースに見られる頑強さは自然状態におけるセルロースの集合状態に伴う固有の性質であると思われている。セルロースの単離工程では通常高温が用いられるが,セルロースは不変のまま植物細胞膜の他の成分が除去されると考えられている。高温はあらゆる高分子の構造に影響を及ぼすことが分かっているため単離されたセルロースはほとんど常に自然状態のままであると思われているが,その性質への高温の影響を調べることは重要である。重水素交換はセルロースにおける反応部位の接近可能性の尺度となる。筆者らは,室温単離後高温曝露したセルロースの重水素および他のプローブ分子への接近可能性における顕著な減少について述べた。筆者らの結果は,天然セルロースは,それは高度に規則的な生物学的構造体であるが,高温単離の際に不可逆的に変化し,高分子性半結晶性を発達させることを示唆した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース ,  半結晶性高分子 ,  *高温 ,  *曝露試験 ,  同位体交換 ,  重水素 ,  不可逆過程

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高温曝露 ,  セルロース ,  可逆的変化