抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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サハラ以南は政情不安や交通の不便等で地質学が期待する程には資源探査が進んでいない。しかし探査技術が進歩して世界全体の推定埋蔵量が減少する中でこの地域だけが逆に増大している。岩塩層は地震波を通さないから従来は岩塩層の下の石油を探査できなかったが近年はコンピュータの能力向上と広方位線曳航探査の技法で2000年代の中期に展望が向上し,BG社はTupiの岩塩下の深海油田で50~80万バレルを発見した。ブラジルとアフリカ西部が太古にゴンドワナ大陸として接続していた地球史がその発見を支えている。アンゴラ,ガボン,コンゴでも同様の機構の存在を期待できる。東アフリカでも2007年以降にウガンダのAlbert湖周辺で18億バレルを発見した。東アフリカの洋上は近年世界的なガス田地帯に発展しつつある。