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J-GLOBAL ID:201302262329446610   整理番号:13A1186699

指宿市池田堀切園に分布する堀切園層と阿多火砕流堆積物の腑存状況

Peculiar mode of occurrence of the Horekizon Formation and the Ata Pyroclastic Flow Deposit distributed in Ikeda-Horekizon, Ibusuki City, South Kyushu, Japan
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資料名:
巻: 45  ページ: 1-18 (WEB ONLY)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0191A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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阿多火砕流は南九州一円に分布する大規模火砕流である。阿多火砕流の噴出源と考えられた阿多カルデラの北西部のカルデラ壁に当たる鹿児島県指宿市池田堀切園には,第四紀後期更新世と考えられる中期指宿火山群の刈谷溶岩を覆い,阿多火砕流によって覆われる湖沼堆積物が分布している。この湖成層は著者によって堀切園層と命名され,特徴的に火砕岩を含み,その岩相によって上中下の3つの層準に分けられる。阿多火砕流堆積物中には13枚のグラウンドレイヤー(礫集積層)が観察される。阿多火砕流堆積物は岩相の垂直変化に基づいて,下部から,降下軽石堆積物,12枚のフローユニットから成る下部火砕流堆積物層,3層のフローユニットから成る中部火砕流堆積物層と2層のフローユニットから成る上部火砕流堆積物層に分けられる。下部阿多火砕流堆積物に含まれるグラウンドレイヤーは最大直径が1.3mに達する巨礫を含み,中部阿多火砕流堆積物のグラウンドレイヤーは花崗岩,泥岩および珪化岩の石質砕屑物を含む。グラウンドレイヤーの石質砕屑物は,後期更新世の安山岩に由来したと思われる。堀切園層と阿多火砕流堆積物の産状は,阿多火砕流堆積物の噴出源が堀切園地域に近い南方に位置しているという考えを支持している。
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火山地質学一般 
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