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J-GLOBAL ID：201302262349476249   整理番号：13A0535643

Mm_0.9Fe_3.5Co_0.5Sb₁₂系コバルト鉱の微細構造の安定性及び熱電特性

The microstructural stability and thermoelectric properties of Mm_0.9Fe_3.5Co_0.5Sb₁₂-based skutterudites

著者 (2件)： ZHANG L. (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA) ,  SAKAMOTO J. (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA)
資料名： Materials Chemistry and Physics  (Materials Chemistry and Physics)
巻： 138  号： 2-3  ページ： 601-607  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： E0934A  ISSN： 0254-0584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,773~973Kにおいて公称組成Mm_0.9Fe_3.5Co_0.5Sb₁₂のP型コバルト鉱の寸法安定性に未反応Sbが与える影響を評価した。残留Sbは結晶粒界に存在し,Sbの融点(904K)を超える温度まで加熱すると,(i)ホットプレスに関連する残留応力を緩和するために,または(ii)Sb原子の蒸発により,微細構造が軟化し,拡大するものと考えられる。未反応Sbの影響を軽減するために2つの方法を使用した。最初に,x=-1.0(不足)~1.0(過剰)のMm_0.9Fe_3.5Co_0.5Sb_12+xでSb濃度に基づき寸法安定性の影響を評価した。x>0のとき,973Kまで加熱した試料は,他のすべての試料の4倍の線形寸法変化を示した(ΔL/L)。次に,過剰なFeをSb除去剤として使用し,y=0.0~0.32のMm_0.9Fe_3.5+yCo_0.5Sb₁₂で寸法安定性の影響を評価した。y≧0.06の場合,873K及び973Kに加熱した試料の寸法変化は大幅に小さくなった。さらに,熱電特性の総合的な評価により,寸法安定性が向上した組成では,773Kで公称ZTが約0.9のときにZTの影響を無視できることがわかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アンチモン化物 ,  *鉄化合物 ,  *コバルト化合物 ,  *コバルト鉱 ,  *微細構造 ,  電気特性 ,  *熱電効果 ,  *寸法安定性 ,  アンチモン ,  結晶粒界 ,  融点 ,  ホットプレス ,  残留応力 ,  濃度依存性 ,  *ミッシュメタル ,  *セリウム化合物 ,  *ランタン化合物 ,  計測 ,  半導体 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  走査電子顕微鏡 ,  熱起電力 ,  温度依存性
準シソーラス用語： Seebeck効果 ,  熱電特性 ,  熱膨張測定

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  非金属のその他の熱的性質  (BL05040J) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (4件)： コバルト鉱 ,  微細構造 ,  安定性 ,  熱電特性