抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人工股関節の長寿命化を目的として,骨頭とライナーの両者を金属材料で構成するMetal on Metal方式が注目されている。しかし,人工股関節の摺動面は高い形状精度と同時に鏡面仕上げが要求されており,深い凹球面形状を有するライナーを高効率で仕上げ加工を行う技術は確立できていない。本報では,球面レンズ加工に用いられるカーブジェネレータ方式と鏡面仕上げが可能なELID研削法を組み合わせた新しい加工プロセスを開発し,Metail on Metal型の人工股関節に現在最も多く利用されているCo-Cr合金の凹球面形状加工を試みた。その結果,#8000のダイヤモンド砥石を用いることで,算術平均粗さ10nmの鏡面加工を達成できた。(著者抄録)