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J-GLOBAL ID：201302262388857128   整理番号：13A1282664

充填床燃焼ユニットにおけるチャー形成への粒径およびマセラル分離の影響

The impact of particle size and maceral segregation on char formation in a packed bed combustion unit

著者 (4件)： MALUMBAZO N. (Council for Geoscience, Mineral Resources Dev., 280 Pretoria Street, Silverton, Pretoria 0001, South Africa) ,  WAGNER N.j. (School of Chemical and Metallurgical Engineering, Private Bag X3, Univ. of the Witwatersrand, Johannesburg 2050 ...) ,  BUNT J.r. (School of Chemical and Minerals Engineering, Private Bag X6001, North-West Univ., Potchefstroom 2520, South Africa) ,  BUNT J.r. (Sasol Technol. (PTY LTD), P.O. Box X1, Sasolburg 1947, South Africa)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 111  ページ： 350-356  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Highveld石炭を3種のサイズ画分,5mm~75mm,5mm~53mm,および5mm~37.5mmに破砕した。破砕サンプルは充填床反応器で加熱する供給石炭として使用し,チャー形成および反応性への粒径減少の影響を研究した。石炭組織学により,供給石炭サンプルのマセラルおよびチャー形成分布と充填床燃焼単位における生成物を評価した。供給石炭画分のマセラル分布は典型的なHighveld原炭組織成分と異なり,最小画分(-53mmおよび-37.5mm)は最大のビトリナイト含有量であった。さらにマセラル分布は全反応性マセラル粒子,全不活性マセラル粒子,および全イナーチニット粒子に分割した。-53mmおよび-37.5mm供給石炭サンプルは最大の全反応性マセラル粒子含有量であった。不活性チャー粒子は充填床燃焼単位サンプルにおいて優勢で,Highveld石炭のイナーチニット・マセラル群含有量が大きいためであった。予想外に,-53mm供給炭サンプルは全反応性マセラル粒子の含有量が大きく,全不活性マセラル粒子の含有量が小さく,-37.5mm供給サンプルは反応性マセラル粒子の含有量が大きく全不活性マセラル粒子の含有量が大きかった。マセラル群含有量におけるこの変動は,-53mm供給石炭サンプルが-37.5mm供給石炭サンプルよりも反応性が大きい原因となった(液化しやすく多孔質チャーを形成して反応物質ガスと速く反応する)。これは,不活性マセラル粒子が-37.5mm供給石炭サンプルを完全に軟化して反応物質ガスと反応するのを制限するためであった。また,3種の粒径の揮発性物質伝搬における変動の原因となった。小さい粒径の供給石炭は反応性,チャー形成が異なり,大きい粒径範囲の供給石炭よりも燃焼中の熱伝導を良くすることを確認した。燃焼中に役割をする他の重要な要因はマセラル関連で,マセラル分布が石炭粒径よりもチャー形成およびその反応性に大きな影響をすることを観測した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生成物 ,  固定層反応器 ,  *粒度依存性 ,  粒度分布 ,  反応性 ,  *マセラル ,  イナーチニット ,  ビトリニット ,  多孔性 ,  揮発分 ,  熱伝導 ,  燃焼特性 ,  アフリカ南部 ,  石炭
準シソーラス用語： Highveld ,  形成機構 ,  *石炭チャー

分類 (2件)： 石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T) ,  燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 充填床 ,  燃焼ユニット ,  チャー ,  粒径 ,  マセラル