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J-GLOBAL ID:201302262551804215   整理番号:13A0858502

過密人工林管理技術の開発

著者 (2件):
資料名:
号: 27  ページ: 1-24  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: X0090A  ISSN: 1342-775X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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間伐が行われず過密状態となっている針葉樹人工林において,その林分構造を明らかにするとともに,間伐施業が残存木の成長量及び気象害発生に与える影響を調査した。県内5か所に設定した過密人工林間伐試験地の間伐前の林分状況を調査したところ,いずれの試験地においても立木の胸高直径には優劣が付いており,直径階分布は正規分布型を示していた。また,過密林分内の立木配置をIδ指数により評価したところ,林分内の優勢木は一様分布していた。これらのことから,間伐の際には直径階上位から残存候補木を選木することによって,残存木の配置を均一にすることが可能と考えられた。次に,過密人工林間伐試験地における間伐後の残存木の直径成長量を解析した結果,中庸木は間伐を行うことによって直径成長が促進されることが確認でき,特に強度間伐区においてその傾向が顕著であった。一方,劣勢木は間伐を行っても成長の停滞が継続し,優勢木は間伐の有無にかかわらず成長量に大きな変化がなかった。次いで,間伐後に発生した気象害の状況を解析したところ,列状間伐では劣勢木が残存してしまうため,特に形状比が高い個体が気象害を受けやすい傾向が認められた。また,優勢木を優先的に伐倒・搬出する上層間伐を強度に行った場合には,形状比が高い劣勢木が残存し気象害が誘発されていた。これらのことから,過密人工林を間伐する際には,残存木の成長促進を図ると同時に気象害の発生を抑制するために,原則として優勢木を残存候補木とすることが必要と考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林の人工更新  ,  森林経営・経理 
タイトルに関連する用語 (2件):
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