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J-GLOBAL ID：201302262779149411   整理番号：13A0580405

異方性多結晶Ce³⁺活性化LSOの光学的性質

Optical properties of anisotropic polycrystalline Ce³⁺ activated LSO

著者 (4件)： ROY Sudesna (Boston Univ., 15 St. Mary’s Street, Brookline, MA 02215, USA) ,  LINGERTAT Helmut (ALEM Associates, 44 Hunt Street, Watertown, MA 02472, USA) ,  BRECHER Charles (ALEM Associates, 44 Hunt Street, Watertown, MA 02472, USA) ,  SARIN Vinod (Boston Univ., 15 St. Mary’s Street, Brookline, MA 02215, USA)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 35  号： 5  ページ： 827-832  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多結晶セリウム活性化オキシオルトケイ酸ルテチウム(LSO:Ce)は医用イメージングのための安価かつ高再現性放射線検出器を作るために高度に必要な技術である。この研究では,多結晶LSO:Ceにおいて透過率を改善する方法を探究した。ホットプレスやホット静水圧プレスのような圧力アシスト高密度化の道筋によって高密度LSO:Ceを作製するために,異なる粒子サイズ(平均粒子サイズ30nm及び1500nm)の2種の市販の粉末を評価した。最適条件における粉末の緻密化処理は平均グレインサイズが500nm,700nm,2000nmの3種の多結晶セラミクスを生成した。微細構造評価研究から1μm以上のグレインサイズに対しては,LSOの熱膨張係数と弾性定数の異方性が結晶粒界における残留応力と粒子内微小クラッキングにつながる3重点をもたらすことがわかった。しかしながら,1μm以下にグレインサイズを減少することが微小亀裂を効果的に避け,より好ましい光学的性質に導いた。波長633nmのHe-Neレーザによって測定された。Stover散乱計による光散乱プロフィルは結晶粒径を2μmから500nmに減少することによってインライン透過率が10³の因子で増加することを示した。これらの値は勇気付けるものであり,結晶粒径の僅かな変化が透過率を殆ど3桁増加することを示しているが,なお高インライン透過率の真に透明な材料を得るためにはより小さなグレインサイズを達成する必要がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ケイ酸塩 ,  *放射線検出器 ,  *セラミック ,  HIP【ホットプレス】 ,  *透過率 ,  *光散乱 ,  *多結晶 ,  *微結晶 ,  *ルテチウム化合物 ,  固体シンチレータ ,  医用画像 ,  *結晶粒度 ,  光学定数 ,  透明材料 ,  微小亀裂
準シソーラス用語： レーザー光散乱 ,  *光透過率 ,  *熱静水圧プレス

分類 (3件)： 光物性一般  (BM08010A) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  放射線検出・検出器  (AD08020J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 異方性 ,  多結晶 ,  Ce3+ ,  活性化 ,  LSO ,  光学的性質