抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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漢字「活字」のルーツと文字組版の技術的流れ,それらが何時日本へもたらされたか,対比される鉛活字(Movable type)の登場と関連する金属母型・生産性の向上,Stereotype(鉛版),華英・英華字典,写植植字機などについて,技術的変遷とその意味を再整理し,木活字からデジタル活字までを周辺状況を交えながら文字印刷の歴史を概観した。書写でも印刷でも人間が作った文章には必ずや間違いがあり,その修正をどうするかが,文字印刷技術の歴史を作った。今後の文字組版の技術開発の方向性は,デジタルフォント書体,交換規格化などローカルニーズに対してのものになると考えられる。