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J-GLOBAL ID：201302262819159261   整理番号：13A1651213

中間領域の赤外分光学によるポリカーボネート樹脂の鋳型温度依存性の構造解析

Structural Analysis of Mold Temperature Dependence of Polycarbonate by Mid-Infrared Spectroscopy

著者 (3件)： NAGAI Naoto (Industrial Res. Inst. Niigata Prefecture, Niigata, JPN) ,  NISHIYAMA Itsuo (Daipla Wintes Co., Ltd., Saitama, JPN) ,  ITO Hidemi (Daipla Wintes Co., Ltd., Saitama, JPN)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 67  号： 10  ページ： 1132-1141  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： BA(ビスフェノールA)系のようなポリカーボネート樹脂は室温でガラス状態にあり,剪断力を受けると剛直性が減少し,ポリマー流動が観察される。Tg(ガラス転移温度)以上では,屈曲状態という安定な立体配座をとるという。今回,鋳型温度を17°C,40°C,60°C,100°Cの4点として試料を作成し,1780cm^-1付近(カルボニル基)と1280cm^-1付近(エステル結合)の部位を中心とした解析を実施した。検討事項として,水と油の2種類での接触角の測定として濡れ性と凝集エネルギーとの相関の考察を行い,角度を変えて切り出した薄片(100nm~300nm)のFT-IRの測定,cis,transなども含めた立体配座と屈曲状態の相関の考察を行った。

シソーラス用語： *赤外分光法 ,  *ポリカーボネート ,  *ビスフェノールAポリカーボネート ,  *鋳型【鋳造】 ,  *温度依存性 ,  *構造解析 ,  ガラス転移点 ,  化学結合 ,  接触角 ,  立体配座 ,  濡れ ,  凝集エネルギー ,  曲げ ,  表面分析 ,  柔構造 ,  フェノール類
準シソーラス用語： エステル結合

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  物理的性質一般  (YH02021U)

物質索引 (2件)： ビスフェノールA ,  炭酸ビス[4-(1-フェニル-1-メチルエチル)フェニル]

タイトルに関連する用語 (5件)： 中間領域 ,  ポリカーボネート樹脂 ,  鋳型 ,  温度依存性 ,  構造解析