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J-GLOBAL ID:201302262845991226   整理番号:13A1638328

乳酸連鎖球菌W8のナイシン仲介抗細菌活性及びナイシン遺伝子の発現に及ぼす胆汁の影響

Effect of Bile on Nisin-Mediated Antibacterial Activity and the Expression of Nisin Genes of Lactococcus lactis W8
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 668-673  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: H0506A  ISSN: 0343-8651  CODEN: CUMIDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳酸連鎖球菌W8のナイシン生産及びナイシン遺伝子のmRNA発現に及ぼす胆汁の影響を研究した。乳酸連鎖球菌W8株を胆汁(0.005-0.08%)の有/無において増殖し,培養上澄液の抗細菌活性を測定した。0.035%胆汁を含む培養において,ナイシン活性は胆汁(2000AU/mL)なしの対照のそれに比較して5hで顕著に低減したが(400AU/mL),細胞の増殖はほとんど影響を受けなかった。0.07%胆汁の存在下でこの菌株のナイシン活性を認めなかった。これらの結果と一致して,ナイシン生合成遺伝子nisZ,nisRK,nisI及びnisFのmRNA発現は,胆汁なしと比較して胆汁(0.07%)の存在下の増殖細胞において各々7.5-,2.5-,1.7-及び6.0倍にダウンレギュレートした。結果から,胆汁はナイシン遺伝子の転写を阻害することを示唆した。胆汁によるナイシン生産の完全阻害はヒト腸に存在する胆汁の生理学的濃度(0.3%)よりも低い濃度で観察されることから,経口投与乳酸連鎖球菌による腸でのナイシン生産は起きなかった。これはナイシン遺伝子の胆汁仲介阻害に関する最初のレポートである。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物に対する影響  ,  代謝と栄養  ,  抗生物質一般 
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